日本の電気事業はどう発展してきたの? 電力自由化にいたったきっかけは?
普段なかなか目にすることのない、電気事業のあゆみをご紹介します。


1950

電気事業の再編成

1950年代以前、日本で電力供給を行うことができたのはたった1社のみでした。1950年にこの企業が解体され、東京電力、関西電力など現在の地域電力会社9社が誕生。

これらの民間電力会社により、地域ごとに電力を独占供給するしくみが立ち上げられました。


1990

電力自由化に向けたステップが本格化

1990年代、アメリカやヨーロッパでは電力自由化が普及。電力会社による市場競争も盛んとなりました。

日本でもこの傾向が本格化し、電力業界は自由化に向けた第一歩を踏み出すことに。


1995

電気事業法改正、IPPが市場参入

独立系発電事業者 (IPP) による電力の卸売が可能に。

一般の電気事業者が発電~送電~小売まですべてを自社で行うのに対して、IPPは発電のみを行う電力会社のことを指します。


2000

特別高圧分野の電力自由化

高層ビルや大規模工場、デパートなど、「特別高圧」分野で電力の小売自由化がスタートしました。


2004/2005

高圧分野の電力自由化

中層ビルやスーパーなど、「高圧」分野にも自由化の波が。


2011

原発事故を機に、電力に対する考え方が一変

3 月に福島第一原子力発電所で起きた事故以降、日本では電力不足と価格

上昇が深刻な問題に。電力に対するこれまでの考え方を見直し、再生可能

エナジーや省エネにシフトする重要な転機となりました。


2013

電力システム改革の実施法案が成立

電力の完全自由化に向け、資源エナジー庁で改革案が採択されました。


2015

OCCTO・EMSC発足

電力システム改革の第1弾として、電力広域的運営推進機関(OCCTO)と電力取引監視委員会(EMSC)が発足。電力供給システムの効率と安定性の維持をうたって設立されました。


2016

電力小売と発電の全面自由化

電力システム改革の第2弾。4月1日より、一般家庭や小売業者など低圧電力の利用者も電力会社を自由に選べる時代に!


電力の自由化により、これまでどこか遠く感じられていた 「でんき」 という存在が、一般家庭にとってぐんと身近なものとなりました。この機会に、ご家庭のライフスタイルに合ったおトクなプランを選びたいですね!